トラックを買取に出した際、高額査定を引き出しやすいものに個人所有の車両が挙げられます。運送会社など法人の持ち物ではなく、個人のドライバーが所有している方が高く売却できます。1名のドライバーしか使用していないため、トラックの損傷はもちろん癖も少なく状態も良いからです。そのためトラック買取専門店からの人気が高く、高額で買い取ってもらいやすくなるという訳です。

法人所有の車両であっても、新車からドライバーを固定して使ってきたのであれば専門店から高値で買い取られる可能性があります。この場合その車両は1人のドライバーしか使っていないことを、査定時に伝えるのを忘れないでください。車検が残っている車両であれば、こちらも高額査定となり得ます。中古のトラックを買い求める人は、購入後に即戦力として使用したいケースがほとんどです。

反対に購入後に、整備や車検の取得の手間が必要な車両は敬遠されてしまいます。車検が残っていれば、名義変更するだけですぐに使用できるため高額で買い取られるというメカニズムです。整備記録簿があることも、高額買取に結びつきやすくなります。乗用車と比較してトラックは定期点検の間隔が狭く、小型・中型であれば6ヶ月と12ヶ月ごとに、大型であれば3ヶ月と12ヶ月ごとの点検が義務づけられています。

こういった整備点検が行われてきたこと、その際に交換された部品について記されたのが整備記録簿です。新車購入時から売却時までの記録が全て揃っていると、査定時に高評価が得られ高額になりやすいということです。

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